こんにちは。Unityサポートエンジニアの黒河です。

このコーナーでは、クロカワが雑談形式でツラツラといろんなことを喋っていきます。
今すぐ役に立つTIPSというよりも今すぐ役に立つチップスというよりも、いつか役立つかもしれない事をつらつらと喋っていきます。

前回ではゲームエンジンについて喋りましたが、今回はリアルタイムレンダリングについて喋りたいと思います。

■リアルタイムレンダリングとは?

リアルタイムレンダリングとは、言葉の通りリアルタイムで反映されるレンダリングです。


このように編集を行った瞬間には最終的な絵がレンダリングされていくのが、リアルタイムレンダリングです。

ビデオゲームでは、ユーザーの操作に合わせて即座に画面内に変化があることが要求されます。
そのため、Unity等のゲームエンジンはリアルタイムレンダリングをベースにしてきました。

■オフラインレンダリングについて

これに対してレンダリングボタンを押して暫く待ってから最終的な絵がレンダリングされるのがオフラインレンダリングです。
コンピューターに沢山の計算させる事が出来ますので、綺麗な映像をレンダリングすることが出来るのが特徴です。

■何でリアルタイムレンダリングなの?

最近はハードウェアの進化やテクノロジーの進化によってリアルタイムレンダリングでも十分に綺麗な映像が出力出来るようになりました。

どの位綺麗な映像が出るようになったかは、こちらの映像をご覧ください。

※このコンテンツのメイキングについてはコチラで別途記事にしてます。

リアルタイムレンダリングでも、このクオリティの映像を出力も出来るようになってます。
リアルタイムレンダリングですので、ユーザーが自由に操作してこのオフィスを動き回ることも出来るんです!
こういうユーザー操作を受け付けられるのもリアルタイムレンダリングだからこそです。

またリアルタイムレンダリングの他のメリットとして、編集している間でも最終的な絵を確認出来る点です。
その結果、プレビュー画面とレンダリング結果の違いによる試行錯誤や手戻り等が減り、より効率的に映像制作の作業が出来ます。
そのため映像制作もリアルタイムレンダリングの技術で行っていこうという動きも起きてます。

■まとめ

リアルタイムレンダリングのメリットは、

  • ユーザーの操作に合わせたインタラクティブコンテンツの開発が可能
  • 編集しながら最終的な結果も確認できるので作業の効率化ができる

という点です。

何で速くて綺麗な絵が出るのかというと、真面目に計算せずにそれっぽく見せるための手法を使っているからです。

その辺は次回の「レイトレースとラスタライズ」でお話したいと思います。